✦ SO WHAT Pick — Whisky & Shochu
🏴󠁧󠁢󠁳󠁣󠁴󠁿
スコットランド・ハイランドシェリー樽熟成・フルーティ中価格帯

グレンモーレンジィ ラサンタ

AIが執筆中...

テイスティングノート

香り (Nose)
オロロソシェリー樽が解き放つレーズンとダークチョコレートの香りが、まず鼻腔を占領する。その奥にシナモンとジンジャーが静かに待機しており、オレンジピールの甘酸っぱさが全体を引き締める。時間をかけると、古い書斎のような乾いた木の温もりが浮かび上がる。
味わい (Palate)
口に含んだ瞬間、クリスマスプディングを想起させる濃密な甘さが広がる。干しイチジク、プルーン、そしてダークチョコレートが重なり合い、モルトの穀物感がその土台を支える。甘さは決して一本調子ではなく、スパイスのわずかな刺激が中盤に顔を出す。
余韻 (Finish)
余韻はミドルからロングで、シェリーの甘さとほろ苦いダークチョコレートが交互に主張しながら消えていく。最後にナッツの油脂感が舌の奥に静かに残る。

産地・蒸留所について

グレンモーレンジィ蒸留所はスコットランド北ハイランド、テインの地に1843年創業した。スコットランド最長クラスのポットスティルを誇り、その高さは約5.14メートル、長い首がもたらす軽やかで繊細なニューメイクスピリッツこそがこの蒸留所の核心にある。ラサンタはそのスピリッツをバーボン樽で熟成した後、オロロソシェリー樽でフィニッシュした二段構えの一本だ。「ラサンタ」はゲール語で「温もり」を意味し、その名はグラスの中に正直に宿っている。

飲み方

まずはストレートで飲む。室温でグラスに注ぎ、数分待ってから口に運ぶ——急ぐ理由はどこにもない。ロックにすると甘さが落ち着き、スパイスのエッジが際立って別の顔を見せる。ハイボールには向かない、シェリーの複雑さが炭酸に散ってしまう。

ペアリング

ダークチョコレートを一片、口に含んでからグラスを傾けると、二つが溶け合う瞬間がある。ブルーチーズの塩気と脂肪分はシェリーの甘さと対立しながら共存する、その緊張感が面白い。秋の夜、読みかけの本を傍らに置いて一人で向き合う場面が似合う。

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